鶴岡市にある鶴岡カトリック教会。
ガイドブックによると、日本で唯一の『黒い聖母マリア像』があるとのこと。
先日行った羽黒山の出羽神社の後の話ですが、出羽神社でお参りした後、時間があったので友人にお願いして寄ってもらいました。
鶴岡カトリック教会はロマネスク様式の教会建築物で、東北地方ではこの様式最古の建物とのこと。
山形県有形文化財および国指定重要文化財にも指定されています。
こちらが正門。
門をくぐると隣に教会併設のマリア幼稚園があります。
教会ですのでミサも定期的に開催されています。
そしてメインの天主堂。
高さは23.7mあります。
早速建物内を見学します。
個人的に、教会の雰囲気が大好きです。凄い落ち着く。
壁にはイエス・キリストの有名な一場面がステンドグラスで描かれています。
そして、こちらが黒い聖母マリア像。
フランスのノルマンディー州デリヴランド修道院から、この教会が落成した明治36年10月にやってきたとのこと。中央祭壇ではなく、聖堂左側の副祭壇に設置されています。
確かに黒い。思わず魅入ってしまいました。
さて、黒いマリア像のエピソードは、旧約聖書には以下のように記載されているそうです。
『イスラエルの娘たちよ、私はケダルの天幕のように、サルマハの幕屋のように、黒いけれども美しい、私の焦げた色に目をとめるな。私は陽にやけた』(鶴岡カトリック教会のパンフレットより)
綺麗なステンドグラスの窓と厳粛な雰囲気、珍しい黒い聖母マリア像など、満足した今回の訪問でしたが、旧約聖書の知識があればもっと楽しいんだろうなぁ。
少し旧約聖書について勉強しようと思いました。
■鶴岡カトリック教会
〒997-0035 山形県鶴岡市馬場町7-19
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