2012-03-20

アメリカビザ申請のため上京中です


ただ今、アメリカビザ(F-1)をアメリカ大使館へ申請するため上京中です。

思いのほかビザ申請書類の作成が大変でしたので、どなたかの参考になればと思い記事を書きます。

ぶっちゃけ、かなり根気が必要な作業でした。。。
人によっては余裕なのかな。

ビザ申請までの大まかな流れは以下のとおりです。

1.入学願書を入学を希望する学校から取り寄せる

希望するアメリカの学校を選び、学校の問い合わせフォームから入学願書の送付を依頼しましょう。
僕の場合は依頼してから約1週間ほどで到着しました。
学校によっては日本語での問い合わせも可能なようですが、英語で依頼したほうが無難そうです。


2.入学願書と必要な書類を準備する

入学願書を受け取ったら英語で記入します。
また、入学願書と一緒に、英文の残高証明書と最終学歴の成績証明書を一緒に送付する場合もあります。必要に応じて銀行や学校から取り寄せておきます。なお、これらの書類はビザ申請時にも必要になりますので、2部ずつ取り寄せておくといいと思います。
その他、入学願書に関する手続きは、留学先の学校のHP等を確認してみてください。


3.入学願書と必要な書類を留学先へ提出する

入学願書を国際郵便等で提出します。
僕は、郵便局のEMSというサービスを利用しました。
税関等の関係もあるようですが、約1週間ほどで現地に到着したようです。


4.留学先からI-20(入学許可証)を受け取る

入学願書に問題がなければ、2週間ほどすると留学先の学校からI-20という3ページ物の入学許可証が国際郵便で送られてきます。
I-20の現物と書かれている情報がアメリカビザ(F-1)の申請に必要ですので、内容に間違いがないことを確認し、1ページ目の下部にサインします。


5.F-1ビザ申請のための書類を用意する

必要書類は以下のとおりです。(2012年3月18日現在)
なお、必要書類はアメリカ大使館のWEBページを印刷して用意するものもありますので、プリンター環境が必須です。

○パスポート
→現在のもの、過去10年以内に発行されたもの

○ビザ申請書の確認ページ「DS-160」
→WEB上で必要情報を入力して申請し、最後の確認ページを印刷します。

※この申請書の作成が一番面倒でした。。。作成時の注意点をいくつか。
・アメリカへの渡航暦や、中学校からの学歴、職歴などなど個人情報を英語で入力する必要がありますが、申請画面は簡単にタイムアウト(公称20分らしいですが)してしまうので、一通り英文で下書きをした後、コピペをしていくのが早いかもしれません。
・カラー写真のデータをアップロードする必要があります。その際、写真のどの位置に顔がある等のレイアウトやアップロード可能サイズやピクセル数に規定がありますので、注意してください。
・渡米後の居住予定地を記入する欄がありますが、まだ未定の場合は州は留学先がある州を選択して、その他は「Not decided」で良いようです。

○カラー写真
→5cm×5cm、過去6ヶ月以内に撮影されたもの、背景白 等細かく条件があるので、アメリカ大使館のHPから確認してください。ちなみに僕はカメラ屋さんで撮影してもらいました。

○ビザ申請料金支払いの証明書(ATM領収書)
→ビザ申請料金を支払った後にATMから出てくる領収書です。無くさないように。ちなみにビザ申請料金はネットバンキングでの支払いは不可です。

○返信用封筒(レターパック500)
→ビザは即日発行されずに、申請から約1週間後に郵送されてきます。その郵送の際に使うレターパックです。郵便局で購入します。申請前に住所を明記しておきましょう。

○面接予約確認書
→ビザの申請にあたってアメリカ大使館で面接がありますので、その面接日時をWEB上から予約します。WEB上からの予約完了後、「面接予約確認書」としてWEB画面を印刷します。

○クリアファイル 
→普通のクリアファイルです。クリアファイルに必要書類一式を挟んで提出します。書類を並べる順番が決まっていますので、アメリカ大使館HPから確認しておきます。

○I-20
→留学先から受領したI-20を必要書類として添付します。I-20に自分のサインを忘れずに。

○I-901 SEVIS費の支払い確認書
→SEVISとは、Student and Exchange Visitor Information Systemの略で、米国国土安全保障省が立ち上げた海外留学生を受け入れる際に管理するシステムのことです。海外留学の際にはこのシステムを通してビザ申請の前にSEVIS費用を支払う必要があります。

F-1ビザの場合は200ドルです。
WEB上で申請しクレジットカードで支払うことができます。支払いが完了した際のWEB画面が「I-901 SEVIS費の支払い確認書」となるので印刷を忘れずに。後日、国際郵便でも領収書が送られてきます。
ちなみに、こちらの費用は面接の3日前までに払い込みをしておく必要があるようです。

○財政証明
→英文の銀行残高証明書です。入学願書だけでなくビザの申請でも必要です。

○成績証明書
→最終学歴の最後3年分の英文成績証明書が必要です。こちらもビザの申請時に必要です。

詳細は、アメリカ大使館「非移民ビザ申請手続き」(2012年3月18日現在)を確認してください。
http://japanese.japan.usembassy.gov/j/visa/tvisaj-niv-procedures.html


6.SEVIS費を支払う

上記のビザ申請に必要な書類を準備する段階で支払い手続きを行うと思いますので問題ないはずです。支払い完了画面の印刷を忘れずに。


7.ビザ申請料を支払う

同じく、必要な書類を準備する段階で支払い手続きを行うと思いますので問題ないはずです。申請料のATM領収書を面接時に提出しますので無くさないように。


8.アメリカ大使館(または領事館)での面接日程を予約する

SEVIS費やビザ申請料金を支払った後、アメリカ大使館のHPから大使館・領事館での面接の予約を取ります。
予約の取り方の詳細はアメリカ大使館HPを確認してみてください。


9.大使館・領事館でビザ申請の面接をする

ビザ申請に必要な書類を用意・確認し、アメリカ大使館で面接を行います。
この際、面接官へ申請書類を提出し、面接となりますが、絶対に「アメリカに住みたい」や「アメリカで働きたい」とは言ってはいけないそうです。
面接といっても、銀行の窓口のようにガラス越しに立ちながら2つ3つ質問を受けるだけのようですが、まだ未体験なのでこの辺の詳しい話は面接終了後に改めてブログに投稿します。


10.F-1ビザが貼付されたパスポートを受け取る

F-1ビザが貼付された付きのパスポートが郵送によって返却されます。
この際、I-20等その他の書類も返却されるようですが、まだ未体験なのでこちらもで届き次第ブログに投稿します。

以上の情報は、僕の主観が入っている箇所もありますので、ビザの申請に当たっては必ずアメリカ大使館のHPを確認してください。
http://japanese.japan.usembassy.gov/j/visa/tvisaj-niv-procedures.html



やはり、ビザとなると簡単な申請ではないです。
しかも日本語の訳が出てくるところもありますが、ほぼ英文なので慣れてないと疲れます。

ビザ申請にあたっては書類作成を代行をしてくれる業者さんもあるようなので利用してみても良いと思います。

あとはちゃんとビザが発行されれば。。。少し不安。

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